3/30(月)
3/30
東証一部売買代金:3.14兆円
今日は年度末ということで、指数インチキが発生したみたいですね。
引けにかけて上昇し、ナイトセッションから暴落する先物さん...。
SQインチキみたいなもんで、期末に指数上げておいた方が、決算の時価会計的に嬉しい企業がたくさんいるんでしょうね。つまり、指数インチキ上げするリスクよりも、インチキ上げしたときに得られるリターンの方が大きいということですね。
SQインチキもそういうところですよね。先物やオプションの損益が、指数の変動によって大きく変わる場合、多少リスクとっても大口の機関投資家が指数インチキして先物オプションの売買益を制御した方が、彼らのトータルのリターンは大きくなると考えているということです。完全な憶測の範囲内ですが。
ただ、ダウ上髭のちっちゃな陰線なので、下方向への圧力が強い気がします
が、なかなか先物保ってるな...。
経済対策の規模も何十兆、何百兆と大きくなってきてるので、そこらへん織り込んでの攻防といったところでしょうか。
ところで、こんなニュースが。
自民党の提言では、緊急経済対策の規模として、「リーマン・ショック時を上回る『財政措置20兆円、事業規模60兆円』、GDP(国内総生産)の10%を超える対策を講じる」としている。
また、「消費税5%減税分に相当する10兆円を上回る給付措置」を打ち出し、「現金給付・助成金支給を中心に、クーポン・ポイント発行なども組み合わせる」としている。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200330-00126643-fnn-polより
公共事業ではないので、赤字国債の発行で賄うということなのでしょうか。
個別では、金曜に盛り上がっていた銘柄がさらに続伸し、医療関係の他銘柄にも飛び火したように見えますね。
「コロナ対策」と銘打つものはなんでもかんでも上がりそうな地合いな気がします。
これを受け、石油石炭製品は弱い展開に。
どうやら需要がそもそも少なくなった上に、サウジとロシアが価格競争をしているので、なかなか供給が少なくならないため、価格上昇圧力がないみたいですね。
これはもう実体経済による実需が伴わないと価格上げるの難しいような。
しかし、さらに感染が拡大すれば、さらに下掘る展開も十分ありえそうです。
アメリカさんがなんらかの策を講じるかもしれないですね。