3/17(火)
3/17
東証一部売買代金:4.37兆円
非常に活況でした。
ダウの歴史上最大の下げを見ても、日経225の下げ幅は16000くらいを保ってるように見えて、微妙に底堅い感じがしますね。
16000代は、PBR0.8ラインだと思います。ちなみに、リーマンショック時の最低日経平均PBRは0.81ですから、それ以上下がると、それこそ
「歴史上最低のPBR」
ということになってしまいますね。
今回超えたかどうかはちょっとわかりませんが、日経平均PBR0.8くらいが、
「実体経済が最悪になった状態を織り込んだ」
状態なのかもしれません。
しかし、イタリアで急速に死者数が増えたり、フランスなどでも感染者数が爆発的に出てきており、コロナの影響が欧米でどうなるか全く予想できないので油断は禁物。
今のところ、株式市場は、
「金融政策は織り込み済み・消費者マインドの悪化は織り込み済み・サプライチェーン崩壊は織り込み済み・オリンピック開催は半分織り込み済み」
といったところでしょうか。今回の急落で、信用パンパンだったポジションは世界的に見ても縮小していると思いますし、ひとまず、実体経済やGDPに対するあまりに大きすぎる信用買いポジションの縮小は数年単位で生じなければいけない膿出しですから、よかったということにしておきましょう。
こっからのリバウンド相場をとれるかどうかが相場師の腕の見せ所....。